イスラエル・パレスチナ問題を理解するのにおススメの本を厳選【入門編】

books about israeli palestinian conflict NEWS
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こんにちは。ファラフェルトーキョーです。

今回は、イスラエル・パレスチナ問題に関する本を厳選して紹介します。
ニュースで聞く程度で、日常あまり意識することはないですよね。ニュースでも、そもそも関係がどうしてよくないのかにまで踏み込んで解説するところはあまりありません。

そこで、将来イスラエル・パレスチナに行ってみたい、世界史・現代史に興味がある、一度勉強したけどまた振り返りたい、そんな方々向けにご紹介します。

さらっと読める初心者向けの本をピックアップしました。
気になる本があったらチェックしてみてください。

イスラエル・パレスチナ問題とは

イスラエル、パレスチナに関する基本的なモヤモヤがスッキリします。
こんな疑問をお持ちの方は読んでみてくださいね。

  • よくわからないけど複雑そう
  • いつから始まった問題なの?きっかけは?
  • 結局、何が原因なの?領土、宗教、人種?
  • 結局、誰が悪いの?

イスラエル・パレスチナ問題について初めての方向けの本を一挙公開

紹介する本はどれをどの順番で読んでも全く問題ありません。入門編、補足編に分けて紹介します。
初心者の方向けに始めやすい本を中心に紹介しています。

また、イスラエルかパレスチナどちらか一方だけではなく、できれば両方の視点が書かれた本を選んでいます。できるだけ多くの考えを知れば、視点も広がるからです。

特にイスラエル・パレスチナ問題は立つ視点によって意見の隔たりが大きいです。
片方の意見だけを取り入れると、極端な思考になりかねません。
自分と違う立場の人はどう考えているのかを知るという意味でも、両サイドの本を読んで損はありません。

双方の視点を知ったうえで、ぜひご自身はどう考えるのか参考にしてみてください。

入門編:イスラエル・パレスチナ問題の概要を理解したい方

まんがパレスチナ問題

分かりやすさで言ったら断トツでこの本がおすすめです。
マンガを交えてイスラエル・パレスチナ問題を解説してくれる数少ない本です。
ユダヤ人の少年「ニッシム」とパレスチナ人の少年「アリ」を主人公に、双方の立場からこの問題を知ることができます。

続 まんが パレスチナ問題 「アラブの春」と「イスラム国」

さきほど紹介した本の続編です。トピックを中東全域に広げて、アラブの春とイスラム国についての説明も交えて紹介しています。

アラブとイスラエル パレスチナ問題の構図

中東の分野では著名な国際政治学者、高橋和夫さんが書いた本です。
イスラエル・パレスチナ問題だけというよりは、中東の大きな枠組みの中でイスラエル・パレスチナ問題を論じています。

世界史の中のパレスチナ問題

イスラエル/パレスチナが専門の政治学者、臼杵陽さんが書いた本です。
著者が学者だからなのか、初心者からするとやや難解かも。
ただ、情報量が豊富なのは間違いなく、じっくり噛み砕いて読めば多くを学べる一冊です。
「まんがパレスチナ問題」では物足りない人にはおすすめです。

パレスチナを知るための60章
イスラエルを知るための62章【第2版】

なんとなーくイスラエル・パレスチナ問題のイメージを掴んだうえで、もう一段階理解を深めたい人には、この2冊。イスラエル・パレスチナについてそれぞれ1冊ずつ出ているので、入門編としては十分過ぎるくらいの情報量が詰まっています。
著者が研究者ということもあり、文体がややアカデミックですが、内容はとても充実度しています。

ベイルートからエルサレムへ (From Beirut to Jerusalem)

難しい本はちょっと苦手という方にはこの本がおすすめです。

著者のトーマス・フリードマンはニューヨークタイムズ特派員で、「フラット化する世界(The world is flat)」、「遅刻してくれてありがとう(Thank you for being late)」など数々のベストセラーを生んだジャーナリストです。

レバノンのベイルートや、イスラエル・パレスチナのエルサレムに彼自身が赴任した当時の経験が書かれています。エッセイのような、まるで自分が中東にいるかのような臨場感を持って読めます。分厚いですが、一気に読み終えました。

英語で読みたい方はこちらから原書をどうぞ。

補足編:知っておくとイスラエル・パレスチナがより分かる本

補足編として、知っておくとイスラエル・パレスチナのことがよりわかる本を紹介します。

イスラエル・パレスチナにそこまで興味がない方でも、世界情勢や文化・宗教はもはや一般教養として知っておくべき内容ですので、ぜひこの機会にサクッと理解してしまいしょう。
写真が多いので飽きずに楽しく読み進められるところも〇です。

ペンブックス15 キリスト教徒は何か
ペンブックス19 ユダヤとは何か。聖地エルサレムへ
ペンブックス20 イスラムとは何か

イスラエル・パレスチナの国際関係的な視点ではなく、スタートアップやテクノロジーなどに興味がある人はこちらもチェックしてみてください。

スタートアップ関連のおススメ本5選

その他:時間がない方はflier (フライヤー)や映画で効率よく情報収集を

多少興味はあるけど本を買うほどでもない方は、フライヤーでサクッと要約を押さえるのも手です。
全部読まなくても、短時間で本の大体の内容を理解できます。

紙の本に比べて、要約の数が限られていますが毎日1冊追加とどんどん増えていきますので、イスラエル・パレスチナはもちろん、他に自分の気になる本を短時間で効率的に読書できます。

話題のビジネス書を1冊10分に要約!flier(フライヤー)

さらに、活字がNG、本なんて読んでられるかという方は映画がおススメです。
映画の方がとっつきやすく、楽しく見られますよね。

イスラエル・パレスチナでおススメの映画

今回はイスラエル・パレスチナ問題のことがわかる本、サービス、映画を紹介しました。
より深堀したい方向けに、さらに踏み込んだ内容の本も取り上げる予定です。

観光でも出張でも、背景を知った上でいくとより身近に感じられます。
行ったことがある方でも、新しい気づきが得られるかもしれません。

少しでもお役に立てれば幸いです。


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