本当に危ない?中東地域の治安とその中でイスラエルをおすすめする理由

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中東は危ない?

突然ですが、中東についてどんなイメージをお持ちですか?

「危険そう..。」「テロが多い」「砂漠とラクダ」「リッチなオイルマネー」などなど、もしかするとネガティブなイメージを持つ方もいるのではないでしょうか?

ニュースで報道される通り、不安定な中東情勢や戦争といった一面もあることは事実なのですが、ただそれ以上に自然豊かで、人が温かくて、都会もあったり、比較的安全に渡航できる国があったりと魅力がたくさんあるのです。

この記事ではそんな中東の国々の中からイスラエルをピックアップして、今訪れるべき理由をお伝えします。ぜひ読んでいってくださいね。

もったいない!中東にも行ける場所はある

そもそもですが、「中東ってどこよ」と思われた方のために解説すると、文字通り地域をさした呼び名です。日本はたまに極東って言われることがありますが、あれと同じです。

一口に中東と言ってもとーーっても広い地域を指し、その中にはたくさんの国々が含まれます。

詳しい定義はWikipediaやGoogle先生に譲りますが、大体この辺りの地域になります。

(ちなみに、筆者はイスラエル・パレスチナに渡航しすぎて、界隈が★マークでうめつくされています)

中東全域のGoogle Map
出典:Google Map

ちなみに、「中東」は欧米から見て東に位置しているという意味になります。

日本や韓国などは極東、つまり「最果ての東」という意味になります。

いかにこの呼び名が欧米を中心に据えたものかがよくわかるかと思います。

話が少しそれてしまいましたが、中東にこんなにたくさんの地域があるのに、ひとくくりに食わず嫌いをしてしまったら、もったいないと思いませんか?

中東にも、シリア・イラク、あとは最近ニュースでよく目にするアフガニスタンなど紛れもなく渡航にリスクの伴う地域は確かにあります。

しかし、中東は他にもたくさんの国がありますし、実態は同じ国の中でも、落ち着いているエリアと危険なエリアがあったりします。

一番大切なのは、どこが危険でどこがそうでないのか、情報をもとに見極めることです。

これらの国々の中でも、比較的安定していて訪れやすい国としてUAEやカタール、トルコ、エジプトなどいくつかありますが、その中でも今回取り上げたいのがイスラエルです。

なぜ、イスラエルなのか?その理由を解説していきます。

イスラエルに行く理由

治安が比較的安定している

旅行で最も重要といってもいいのは、安心して観光できるかですよね。

数ある中東の国々の中でも、イスラエルはUAEなどと並ぶ先進国として位置づけられており、生活水準も高く、治安も安定しています。

隣国パレスチナとの間で領土を巡る争いがおきていますが、行く場所に注意すればリスクを減らすことができます。

実際、これまで5回以上渡航していますが、危険な思いをしたことはありません。

テルアビブの街並みと高層ビル群
写真はテルアビブの中心部。ヤシの木と近代的なビル群が特徴的

清潔で過ごしやすい

治安にも関連して生活水準の高さをあげましたが、日本から行く人でも大きなストレスなく観光することができます。

水が出なかったり、砂漠で寝泊りするようなイメージを持つ人もいるかもしれませんが、至って普通の都会があり、ショッピングモールやマクドナルド、ヒルトン・マリオットなどといった欧米ブランドも多数入ってきており、滞在中は不便な思いをすることはほぼないでしょう。

アメリカやヨーロッパと遜色ないイメージです。

テルアビブにあるマクドナルドの外観
こちらもテルアビブで見つけたおしゃれなレストラン。と思いきやマクドナルドでした

自然が綺麗

なんといっても一番の見どころは美しい海です。

意外なことに、イスラエルは地中海に面しており、綺麗なビーチが多くあるのが特徴です。このため、ヨーロッパ諸国からバカンスに訪れる観光客も数多くいます。

個人的には、南欧ギリシャに近い雰囲気すらあると勝手に思っています。

Sheraton Tel Avivから臨むテルアビブの街並みと地中海と朝焼けの空
テルアビブで宿泊したホテルから見える朝焼け。地中海が美しい

歴史ある遺跡・聖地がある

言わずと知れたユダヤ・キリスト・イスラームの聖地であるエルサレムがあります。

2017年に当時のアメリカ大統領ドナルド・トランプ氏が大使館をテルアビブからエルサレムに移した一件が記憶に新しいですね。

エルサレムを巡っては、イスラエル・そして隣国のパレスチナ双方が領有権を主張していますが、国際社会は誰のものとも認めていません。

ともあれ、数千年の歴史と美しい旧市街のあるエルサレムの街を一度は訪れる価値があります。

東エルサレムのオリーブ山から見下ろすエルサレム旧市街とエルサレム新市街
エルサレム・オリーブ山から見下ろすエルサレム旧市街。奥に見えるのはエルサレム新市街

食べ物が美味しい

イスラエルは地中海に面しており、年間を通して温暖な気候です。

このため、野菜や果物がとても美味しく、しかも安く手に入ります。

朝から搾りたてのフレッシュジュースが飲めたり、オリーブやトマト、キュウリなどみずみずしい野菜がたくさんあるので、イスラエル滞在中はいつも心なしか健康になっている気がします。

テルアビブのハヤルコン通り近くにあるレストランMasadaのスモークサーモンベーグルとチョップサラダとレモンミントジュース
搾りたてのフレッシュレモンミントジュースと、スモークサーモンとクリームチーズのベーグル。

イスラエルへの行き方

実際にイスラエルに行くとなると、どういうルートがあるのでしょうか?大きくはこの5つから選ぶ形になります。ちなみに筆者このうちトルコ・アエロフロート・大韓航空を使いましたが、圧倒的にトルコ航空がお気に入りです。完全な私の独断と偏見で各航空会社についてコメントしますので、ぜひ参考にしてみてください。

  • エルアル航空 (直行便):イスラエルの航空会社。直行便はありがたいのですが、いかんせん価格が高いこととセキュリティの厳しさが悪名高く、あまり好かないです
  • トルコ航空(イスタンブール経由):おもてなし精神がANAに通ずるものを感じたことと、エコノミークラスがダブルブッキングでビジネスクラスにアップグレードしてくれたという完全に個人的な理由で大好きです。フライトも然りですが、新しくなったアタテュルク国際空港の過ごしやすさが異常。ぜひおススメします。
  • エミレーツ航空 (ドバイ経由):イスラエルとUAEが国交を回復したことで就航が始まった、激アツ路線です。エミレーツは飛んでいるが、エティハドやカタール航空は就航していません。この路線によって経由地のUAEで楽しんでからイスラエル入りなんてことも出来てしまう夢のようなプラン。早く乗りたいです。
  • アエロフロート (モスクワ経由):アエロフロートはロシアの航空会社です。知人に乗ったというと心配されるのですが、フライトに関しては特に嫌な思い出もありません。乗り換えのモスクワ・シェレメチェボ空港の鬱屈とした雰囲気を味わいたい方はどうぞ
  • ANA or ルフトハンザ (フランクフルト経由):コメント不要、信頼の日本ブランドですが、いかんせん価格が高いのです。乗れる日はいつになるのやら。
  • 大韓航空 (仁川経由):日本から最も無駄のない経路で使い勝手が良かった大韓航空。残念ながらなくなってしまいました。なぜ。。

まとめ

一口に中東と言っても、場所によっては渡航を検討できる国もあります。

十分なリサーチ・注意のうえで、渡航を検討してみるのもいいかもしれません。

その中でも、少しでもイスラエルに興味を持ってもらえたら嬉しいです。

具体的な渡航ルートについて知りたい方は、下記記事も参考にしてみてくださいね。

それではまた!

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